《短編》想い人〜叶わぬ想い〜
「俺の気持ちなんて知らないくせに勝手なこと言ってんな。」


「知らないよ。哲哉さんのことなんて。知らないけど、友達を悪く言う人なんて女から見て最低だって言ってんの。」


何を言ってんだろ?関わらなければいいのに、そう分かってるんだけど、頭で考えるより先に口が動いちゃう。



「そんなんだから好きな子が離れていっちゃうんじゃん。自業自得でしょ!」




「何なんだよ、オマエ。ムカつくんだよ…」




この後何が起こったのか理解出来なかった。

ただ、気がついたら座り込んでたんだ。



夜風が冷たくて、寒さからなのか体が震える。


地面と触れてる体が冷たい。


でも、どうしてあたしは座ってるんだろう?



何が起こったか分からない…。


左頬がチリチリする…



ああ…そうだ。


あたし、ぶたれたんだ………。



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