《短編》想い人〜叶わぬ想い〜
暫く沈黙が続いた。


真剣に考えてる祐介さん。

その横顔が余りに辛そうで…

見てるあたしが泣きそうだった。



でも、辛そうな表情が、曇のない決意の表情に変わった。


決まったんだね。

聞かせて。


今日初めて会ったあなたを一日でこんなに好きになるなんて思わなかった。


こんなにも苦しくて、辛い恋をしたのは初めて。


でもそれはあたしの勲章だから。

短い時間でも真剣に恋をしたあたしの勲章。

後悔なんてしてない。


だから…、

どんな言葉でもあたしは受け入れるから本当の気持ちを教えて。




「俺は……、

今の家族を大事にしたい。」




< 30 / 34 >

この作品をシェア

pagetop