あいつの青春
「あっ
若お帰りなさい!」
「ただいま。」
「深多<ミタ>さん!
お邪魔してまーす♪」
「ヒロさん!
こんにちわっす!」
今喋ってるのは
深多 洸司<ミタ コウジ>さん
山原組ではまだまだ若い下っ端?←
で、翔汰の友達だからって年上なのに俺にまで敬語を使ってくれる
笑顔が可愛い人だ。
「洸。親父は?」
「こないだの問題処理に行ってるっす!」
「ふ~ん。
ヒロ、何する?」
「この前読んでたマンガの続きは?」
「ん。
とりあえず俺の部屋行くぞ。」
翔汰がスタスタと歩いていく。
「あー…
洸、俺の部屋までなんか飲み物持ってきて。
こいつ一応客人だし。」
翔汰が深多さんに頼むと
「わかったっす!
ヒロさんも一応お客様ですもんね!」
「深多さん、一応を繰り返すのは傷つくぞー?」
「あっ、すいませんっすつい―…」
「別に良いけどね♪」