あいつの青春
―翔汰家到着―
「じゃ俺、若の保険証と中央病院の診察券持ってきますんで
車ん中で待ってて下さいね!」
「わかった!」
俺はそう返事すると翔汰が目を覚ました。
「………ヒロぉ…?
車……洸ぉ…はぁ…?
ケホっ―…」
翔汰は、
熱のせいで顔が火照って赤くなってるし、ろれつもうまく回ってないようだった。
それに加えて、咳もしてるし…
目も少し充血して涙目。
かなり辛そうだった。
「…………。」
俺は何も言わずに翔汰の頭を撫でた。