あいつの青春
「……ケホっエホっ…
…………ん…/////」
翔汰は咳を何度か繰り返したけど、特に何を言うでもなく…
「……スー…スー。」
寝息をたてて、また眠りについた。
「……病院着くまで…
おやすみ…。」
翔汰の寝顔を見ていると俺まで眠くなってきて
気づくと、
気を失ったように眠りについていた。
「ヒロ…!あのね、
お―…
――………んね…
あなたのこと…」
なんだ…
またこの女…
苦しい…
この声を聞いてんのが
すっげぇ苦しい。
俺の名前…
何回も呼ぶな…
優しく…すんなよ…
なんだ?誰なんだよ…?
お前は俺の何なんだよ…
いや…知ってる…
俺はこいつを知ってる?
「ヒロ…
産まれてくれた…」
やめてくれ…
名前なんか呼ばないでくれ…
あんたは俺を…
捨てたくせに………