あいつの青春
「……?
何?全然わかんない。
もしかして俺の顔になんかついてんの?!
ペンのインクとか?!」
「なぜここでペンの
インクが顔についてると思うんですか…」
洸さんは、わかってねぇなと言う表情で
(俺が勝手に思っただけ)
溜め息を吐いた。
「この辺の地区に…
ヒロさんほどの美形は中々いないからですよ」
「びけぇ?俺が?
HAHAHAHA!
もぉ洸さん、冗談はやめてねー?w」
(ナイナイ。
俺、自分にコンプレックスだらけなのに!!)
…と、俺は病院だから
静かな声で、なるべくこらえながら笑った。
「え。無自覚…
嘘…。ヒロさ…え、は
えぇぇええぇ―…?」
「あー!洸さん、さっきから呆れた顔ばっかしてるー…
俺、珍しく変なこと言ってないのにぃ…」