微かな香り







「シャンプーとか置きっぱじゃから。あと、着替え洗濯機入れた」




『わかっ…!?』





タオルを腰に巻いただけの格好で近づいてくる高杉。


裸に近い高杉の腹筋は綺麗に割れていて、着痩せするタイプなのが分かった。




ひょろっと背が高くて、明るい茶色の髪から首筋、鎖骨へと落ちていく雫。





いつものニヤけ顔はなくて、酷く綺麗で、全てが美しかった。









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