氷雨
「最後に那千(ナチ)。那千はねぇ、すごい頭良いんだよ!だから、計画とかたてて貰うんだ。」

紫髪の男はあたしを見ようともせずに、話し始めた。

「おい、遊夜。この女は誰なんだ?強いのはわかったがここにつれてきた意味は?」

「あ、那千には話してなかったっけ?僕さ、子供のころめちゃくちゃいじめられてたんだ。それをずっと助けてくれて、そばにいてくれたのが明夢だったんだ。で、今の僕を見てもらいたくてここに連れてきたの。」

「ふんっ、わかったが、女、でお前の感想は?」

那千があたしに質問する。
今のゆーちゃんね・・・。




< 27 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop