サックスガール
サックスパートから帰ってきた私。

「疲れた。」

「お疲れ。」

実来は先輩の楽器を貸してもらっている。

「・・・ズルイ(泣)」

私がサックスパートで少し怖い思いをしてるときにっ!

「サックスのとこ行ってたからじゃん。それより私、音階吹けたんだー!」

普通1日で吹けるようなものじゃないらしい。

「ええ!すごい!」

未来はトロンボーンも吹けたんだって。

・・・意外と才能があるのかも。



こうして、部活を見学けどすぐに決められなかった。

結局、入部届の提出日当日まで考えながら登校して、フェンスに指をぶつけて、負傷。

ブルーな気持ちを切り替え、そして吹奏楽部に入ることを決めた。

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