不器用な恋
『瀬戸さん、脳内出血してしまっていて、緊急手術という形をとらせていただいた、と牧原さんから聞きましたよ。』
“ 夕姫奈は大丈夫なんですね? ”
『ええ。もう少し経てば、目を覚ましますよ。姫城さんも手術して、今、目を覚ましていますから。』
中原さんはそう言いながら、ベットのテーブルに食事を置く。
『はい、食事です。量を少なめにしてありますから、食べれる量だけ食べてくださいね?』
中原さんはスタスタとICUを出ていった。