*おベンキョの時間*
「顔色悪いよ~菜々香ちゃん」



「少し気分が悪い……」



「…外で休む?」


「うん…」


理杏君は私の肩を抱いて来た。


「僕の肩に寄りかかってもいいよ~気分悪いんでしょ?」


「大丈夫…歩けるから…」


理杏君…女装姿だけど…中身は頼りになる男の子。


私を外に連れ出して…木陰で休ませてくれた。



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