アイシング、マイラブソング
二人ともキョロキョロしながら次はどこへ行こうか迷った。


「いつ来ても広いね」

「どうしようか…」


行き先が無いときに一番に名があがるパティー。
なんだかんだで時間がつぶせるからだ。

何かを買う、と
目的がないと、必ずこうなる。



 ぐぅぅ~…



「とりあえず決まりだね、悠?」

「あはは…朝から何も食ってなくて」


僕の腹の虫が業を煮やしたのか、あっさりと最初の行き先を決めてくれた。


高校生の僕らは安さ重視でフードコートに立ち寄った。

千架はうどんで

僕はラーメン。



「あれ?千架、ヤセたいから炭水化物ダメとか言ってなかったっけ?」


「うどんは…あたしの中で炭水化物から除外」


「なにそれ!」


「こんなに食べやすいんだから、きっと太らないよ!」


「そ、そうかぁ?!」



付き合いが4ヶ月ともなると、
なにげない会話が馴染んできた。


4ヶ月って世間的に

もう、なのか

まだ、なのか

解らないけど。



僕は毎日シアワセで
『もう?』って気がする。
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