アイシング、マイラブソング
むにっ



否定的な語句を使う千架のほっぺたを

人差し指で軽く押しながら、たしなめた。



「でもじゃないのっ…大丈夫」


「う…」



僕の指で頬が寄せられ、
微妙に口を尖らせた
ちょっと困った顔が、

何とも言い難いほど、はまった。



―本当に、全部がツボなんだなぁ。



僕は嬉しくなって、

千架のさみしさも無くそうと頑張った。



「俺の話も聞いてくれる?」


「ん…?」
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