【長編】雨とチョコレート
・・・・!



頭を振ったとき、入れ替わりのように頭の中に入ってきたのは、ある閃き。



「先生、あの、訊きたいことがあるんですけど」


「なぁに?」



こんな密室に若くて人気のある先生と2人きり。
他の生徒から見たら羨ましいかもしれない。

今俺が訊くのは、これからの俺に必要なことだ。



すぅ・・・っと息を吸い込んで、とめた。



「付き合ってる人とか、好きな人とか・・・いるんですか?」



ゆりぴょんの目は見開いてた。



それから、どうして?と見返した。


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