《短編》明日への扉
残り、10分で開演…





俺らは衣装に着替えていた。


俺の衣装はジーパンを腰ではきタンクトップにジャケットを来てこの前古着屋で買ったいい感じのブーツを履いたちょっとだらしない格好だ…俺的に十分おしゃれだけど…



「翔太~カッコいいなぁ~♪」



「サンキュー!!ハル!!あっ!!ハル今日もワックス頼むよ!!」



「おぉ任せろい!!」



ハルのワックスの付け方はめちゃくちゃ上手くて美容院でやってもらうより全然いい!!




「よしっ!!こんなもんだろ!!カッコいいなぁ~翔太!!こりゃ女子がほっとかないぜぇ」



「うっせぇよぉ~♪ハル様には敵わないすよぉ」



「何、俺を差し置いて盛り上がってんのぉ?おぉ翔太カッコいいなぁ~」




「ありがとな!!かず…ってなんだお前!!その格好!!」



思わず声を上げてしまった…



ハルは…


口をあけて絶句してる…




無理もない…




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