小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
司は毎日昼休みに電話をくれる。





【夢子、今何してる?】





【司が作ってくれた、お弁当食べてるよ。】





【夢子は、何もしなくていいからな。】





司に怒られるから、何もしない。





【司、今日もバイトだね。洗濯物はよせて、たたんでおくよ。】





【足元気をつけて、転ぶなよ。】





うん、って私は子供かよ。




あぁ、何でこうなんだろ。




いつも、いつも、司に心配かけてばかりだ。





【夢子、夢子は今のままで、充分可愛いから、そのままでいてほしい。】





【ありがとう、司。あ、それと駅前の本屋に行って来るか。】





【気をつけて行ってこいよ、あ、携帯を持ってく事。】





了解しました。





司はお母さんか。





お母さんがいたら、きっといつも私の心配ばかりするのかな?





お母さんそうですか?









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