アンバランス ヘヴン


いつからだろう。


ナツメを名前で呼ぶことに意味を感じるようになったのは。


『咲空は、ナツメが好きなのね』


胸の内を打ち明けた時に言った、彼女の言葉をあたしは必死に否定した。


けど、今なら分かるよ。


それが、あたしの生きている証なのだと。



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