王子様たちのお姫様!?
川崎先輩がカッと顔を赤くした。



可愛い…。



「「「「「おお…」」」」」



男子達が川崎先輩に見とれた。



僕もいれて。



「あっ、あのさっ!!拓海も今日、連れてっていいかな??」



拓海??



さっきの男子生徒のこと??


なんで、川崎先輩はその人の事そんなに親しく呼ぶの??



「やだ。」



「えっ??」



「ちょっと、外出よ??」



僕は、川崎先輩を廊下のはじまで連れていった。



「僕は、川崎先輩と2人で帰りたいの。分かる??だから、他の人はいらない。」


キツかったかな…。



「そっ、そっか!!ごめんね??」



そう言って川崎先輩は、教室に帰って行った。



この後、教室に帰ったらどうなるんだか…。



憂鬱になった僕は、屋上に向かった。

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