誠-変わらぬ想いの果て-



―――放課後




「ねぇ、奏は家どこら辺?」


「私?私は――」




キャーッ




―――どこかで聞いたような悲鳴だな。


あぁ、でも、悲鳴というより―――。




「奏〜。剣道部見に行くぞ〜?」


「早く準備しろ〜」




窓を開け、こちらに話しかけてきた男達。


どこで聞いたのか、それだけで分かった。




あぁ、島原で聞いた黄色い悲鳴か。




「はいよ。―――あづさ、どうする?」


「え?一緒に行ってもいいの!!?」


「当たり前じゃん。

男ばっかで女の子欲しかったし」




何気に女たらしが言いそうな台詞を口にする奏。


性別は間違いなく女だ。




「新八さん、左之さん。

この子もいいでしょ?渡辺あづささん。

――――――…私のオトモダチ」


「あぁ、構わねぇよ?」


「よろしくな」


「はい!!」




その後、沖田達も迎えに行き、みんなで剣道場へと向かった。


あづさは最初こそ嬉しそうにしていたが、だんだん周りが格好よすぎて、あたふたとしていた。




あづさ、かわいい☆



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