金髪王子2

そして、高部先生の横にはもう一人、天パっぽい黒髪とパッチリ大きな目が印象的なイケメンが立っている。


高部先生は、村上先輩のスツールに手をかけ、かがみこんできた。


背が高く、肩幅の広い高部先生がそうすると、それだけで威圧感がある。


「な、なんなんですか、あなたたちは!
あ、明日香っ、知り合いなのか?」


ふたりににらまれた村上先輩は、慌てた様子で、ふたりと私を見比べている。


「あ、え、えっと……」


なんでここに高部先生がいるのかわからなくて驚いている私は、とっさに言葉が出ない。


すると、高部先生が村上先輩の肩に腕をかけた。


「栞はさ、俺の大事な妹みたいなもんなんだよ。
ひと気のない教室に連れ込んで、ナニしようってんだ、村上?」


「へっ、い、妹っ?
ってか、どうして俺の名前!?」

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