金髪王子2
「大輔くん」
「ん?」
「はい、これ」
「おっ……、手作り?」
「うん」
大輔くんの手にあるのは、昨日ラッピングしたチョコレートブラウニーの入った箱。
放課後の教室には、まだ何人かクラスメートが残っているけど、大輔くんとおしゃべりしていた男子が教室を出て行ったのをきっかけに、プレゼントを渡した。
サンキュ、と箱を受け取ってくれた大輔くんは、
「さっそく食べていい?」
と、期待に満ちた顔で聞いてくる。