金髪王子2

『え? スポンサー?』


って、なんだろう?


『あぁ、まぁ、明日のお楽しみってことにしといて』


『うん、わかった』


『じゃ、また明日』


『うん、またね』


大輔くんが通話を切る音を待って、自分も終了ボタンを押す。



よかった。


これでホントに、春から大輔くんと一緒に大学に通えるんだ!


大学生かぁ……。


まだ実感はわかないけど、ホッとひと安心して、書きかけだったメールを削除した。


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