[短編] 空への手紙





しばらく歩いていると、公園にでた。




「休憩しよっか。空。」




ベンチに腰掛け、空を見上げた。




「…」





公園の桜の木は、もう花びらをつけてなくて。



散った花びらが、足元をゆっくり舞っている。
















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