今日も今日とて僕は僕をコロシます
「お前はヨウカを殺さないよ」
「だから……」
「お前は、“なりきれていない”からな」
それが、何を意味しているのか分からない。
なのに、胸が爪に穿たれたように言葉をなくした。
「中途半端なんだ、お前は。過去の時を上塗りしたいと同じパターンで殺人を犯すも、怖がっている。
だから、死んでも構わない奴にしか的を絞らず、少しでも自分の咎を緩めている。
殺人は殺人でしかないが、罪は軽くできることを知っているお前は、殺しても罪悪感が湧かない奴にしかその刃を通さないが――」
先生の目が、僕の目に突き刺さるように。
「お前が本当に殺したいのは、自身だろう」
断言をされた。
見透かす者が、僕を抉る。ぱっくりと心がこじ開けられたようだった。