甘く、優しく、ときには苦く
~樹side~



叫んだのは俺でもない。
もちろん、ギャルでもない。



声のした方向を見てみると






・・・・これは驚いた。




息を切らして
汗だくの

鈴村 陽菜が立っていた。




「陽菜?なんの用?」


ギャルと鈴村 陽菜は友達のはず。

なのに、どうして
そんなそっけない言い方をするんだろう?

女性って謎だな。





「楓、お願い。

藤岡先生から離れて。」




そうだった。

彼女の言葉で、俺の置かれている状況を
再認識した。




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