100回目の告白
しばらくすると、白い器をもって戻ってきた。
「…凜の家みたいに高級食材使ってないから…まずいかもしれないけど…飲むと落ち着くから、よかったら飲んで?」
そう言って玲はベッドの近くの棚にうつわとスプーンをおいた。
中身はコーンスープのようでいいかおりが漂う。
「……ありがとう…いただきます」
あたしはうつわを膝の上に置き、スプーンでスープをすくい一口飲んだ。
「……おいしい…」
「ならよかった!」
玲は昔のようにこっと笑った。
その笑顔に心からほっとした。
スープを飲みほし、落ち着いてくると、あたしのはあたりを見渡しはじめた。
モノクロで揃えられたシンプルな部屋。
本当に玲の部屋なんだ、と認識するとあたしの心臓は暴れ出す。
「……頭痛がなくなったら送ってくね」
あたしはカチャンとうつわを棚においた。
「………玲…知ってるなら教えてよ」
玲は笑ったままだった。
「………なにが?」