100回目の告白



凍った笑顔のまま、玲は聞く。



―ううん、違う。
笑顔っていう鎧を玲は身に付けてるんだ。




「……あたしが変に思ったのは3つ…」
「……………」
「……ひとつ…タイムリミット…」




玲はわずかに口元を動かす。
かまわずあたしは続けた。




「……ふたつ…俊輔の言葉の意味…」
「………………」
「……みっつ……」




あたしはふうっと息をはく。




「……あたしの親の…狂気…」
「……………!」




玲は明らかに反応を見せた。




「…おかしいわ…玲も、俊輔も…みんなも…ねえ…」



あたしは玲から目を離さずに言った。



「……凜は何が言いたいの」
「…何も…あたしの親と何も…関係ないって言うんなら、どうしてあたしは今、この部屋に玲とふたりでいるの?」




あたしが言うと、玲は何を言っているかわからないといったような顔で、




「? たまたま見つけたんだよ」
「おかしいよ」
「何が?」


本当に可愛い玲。
うそをつくのが下手くそな玲。





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