100回目の告白



広い広いお屋敷に帰ると、鬼の形相をした俊輔が、まちうけていた。


「お嬢様!どこへいってらしたんですか!」

「はいはい。それより、明日のスケジュール教えてよ」



俊輔はさらに文句を言おうとしたが、ため息をひとつつくと、ふところからスケジュールが書かれてある手帳を取り出した。


手帳を、パラパラとめくり、言った。



「今日中にはこなせないスケジュールにしておきましたから、覚悟してください」
「……………」



俊輔はそれから明日のスケジュールをのべだした。


「7時起床、8時茶道でございます。そこから2時間、お稽古をしていただき、10時にはお茶会…」
「…ああ、もういいわ」



お茶会とか、やってらんない。




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