僕らの約束
「おーい!あっこ〜。」
この可愛い感じの声は…
「おっ。泣き虫奏多じゃん。入学出来てよかったね。」
「泣き虫は余計だよぉ…。あっこもおめでとう!新入生代表あいさつ頑張ってね!」
「かったるいし。めんどくさい。奏多かわりにやらない?」
「えっ!?僕…人前でたてないよぉ…。」
と涙目になってうったえる。私たちの会話は、いつもこんな感じだ。
「うそうそ。冗談だから。泣くな泣き虫。」
「だから泣き虫は余計だってばぁ…。」
こんな会話をしながら体育館へ向かっていた。すると…