猫の物語-short story-
『僕達はいつでも逢えるよ!だって僕らは友達だよ。もう時間がきちゃったみたいだ。じゃあ僕行くよ。またね』

そのままリフは光の中に消えていった。

何一つリフに言えなかった。自分も友達だよって言ってやりたかった。

意識が遠のいていく…。気づいた時は丘の木の上だった。

本当はわかっていた。いなくなったリフを探してた時から。だけど認めたくなかった。大切な友達を失うことが怖かった。
過去は変えられない。前を向くしかないって気づいた。決して下を向くな!リフが教えてくれた気がした。

それから数日が過ぎた…。。
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