先輩と俺
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「いやぁ~♪先生様のお説教…うざかったねぇい♪」
『お前…なんで楽しそうなんだよ…』
「んー?青春感じねぇ?」
『…きもいんだよ。頭おかしいんじゃねぇの?』
「はは~♪怖いよ。副会長~」
『………』
「無視かーい!!!」
『消えろ。変態。』
「ええぇぇ……」
…俺の席は窓側の後ろから二番目のとこ。後ろは空席で普段は祐介の荷物置き。
「…孝太~…お前って本当綺麗好きだなぁ…」
『普通だろ。お前が整頓下手なだけ。』
「だって女子のロッカーみたいじゃん。」
『…意味わかんねぇよ。』
「ははぁ~♪ …そうだ孝太さぁ、2組の山田さんのこと振ったんだって?」
『山田…?あの栗毛の奴か。』
「忘れんなよ!!!あの山田さんだぜ?!あの美女だぜ?!阿呆か!!」
『だって俺、先輩にしか興味ねぇもん。』