奇怪な面々が『だるまさんが転んだ』をやりました
「だーるーまーさんがーこーろーん…」

顔を門柱の所で伏せ。

「だっ」

同時に振り向く。

「……」

更に三人は近づいてきた。

その距離5メートル。

(あれ…)

冷や汗をタラリとかきながら龍太郎は考える。

(なんか先生…目が据わってね?)

『校舎半壊事件』の時に生徒達を追跡していた、ハンターのような眼とそっくりだ。

(先生…これ遊びだぜ?接近して速やかにトドメを刺すとか…そういう訓練じゃねぇぜ?ちゃんと理解してる?ねぇ…)

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