僕の鏡
夢のまたゆめ
1番905点中村正太

2番900点安藤加奈

3番・・・・・


成績表が張りだされて周りが騒ぎはじめていた。。。


『お前また1番かよ』

当たり前だと言いそうになったが


『勉強だけは得意だから』

『それがすごいんだよ。俺はスポーツ以外、取り柄がないからな』


こいつは一応友達の片岡鉄也、他のと一緒で上辺だけの付き合いだ。


『なにかに一緒懸命なのは良いことだよ』

また高校時代はそれでも良いけどって言いそうになったが黙っておく。


『お前。。。』

教室の廊下から走ってくる音が聞こえてきた。音が止まった瞬間、教室のドアが開く音が教室中に鳴り響いた。


そして自分の席に座った。

このブルドーザーみたいな女は学年2番の安藤加奈だ。


顔と頭はいいが他は論外だ。



そして先生がきて、1時間目が始まる鐘が鳴る


・・・・


5時間目が終わり


掃除が始まる。



僕が教室を掃除してる途中、ブルドーザー女が話しかけてきた。


『あんたには今回は負けたけど次は絶対に勝つからね』

それを言ったら嵐のように通りすぎっていった。

どうせ勝てないと言いたかったが我慢した。


掃除が終わり、いつも通りに放課後になると片岡鉄也がぼくを遊びに誘ってくる。


『今日、隆司たちと学校の近くにできたお好み焼き食べに行くけど行かないか?』


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