夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]
そして混乱している頭に、丘の上から大沢さんの声が届いた。

「何、動揺しているんですかぁ?そんなの…犯罪ですよ、は・ん・ざ・い。」

く、くそっ〜あの小娘め!母親の前でも容赦しないぞ…。

自分が、立ち上がった時だった。
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