夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]
それに対して、

「そうだね…。」

と、矢口は呟くように言った後、

「でも…、中林さんと『風のパレード』を見る事はできないんだね…。女子高行くんだろ?住む町も学校も違ったら…。」

と、中林を見た。

「矢口君…、見れるよ、一応隣り町なんだし…来てよ。一緒に見よ。」

中林の微笑みに、矢口は首を振った。
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