続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~
百合子の背を押しながら俺は必死に動揺を隠していた。
久々に着飾った彼女の美しさに一瞬言葉を失ってしまった。
押し倒してしまいたい…。…冗談なんかじゃなかった。
この美しく無垢な妻を誰の目にも触れさせたくない。…閉じ込めて俺だけしか見えないところで二人きりで過ごしたい。
斜め後ろから百合子の白いうなじを見下ろしながらそんな馬鹿げたことを半分本気で考えていた。
「ダニエル邸までは二十分程で到着予定でございます」
「そう」
運転手が迎えのリムジンのドアを開けながら目を伏せて告げてきた。
百合子と共に車に乗り込む。