大好きだと叫びたい

気がつけば朝になっていた。


「なおや~!まりちゃんのとこ行かなくていいの?もうそろそろ出発するはずよ!」


俺の母ちゃんは、まりの母ちゃんと仲良いから、もう挨拶をすませてきたらしい。


「......ったく。もう当分会えないのよ?
.....返事くらいしなさいよー」

「..........。」



ピンポーン

その時インターホンが鳴った。



「はいはーい.....あらっ?まりちゃんじゃない!なおやー!まりちゃんが挨拶に来てくれたわよ!」



俺は何だか胸がもやもやしていた。


昨日聞いた時は全く実感がわかなかったのに、

少しずつ実感がわいてきた。

もういつもみたいに一緒に登校したり、お互いの家でゲームしたり

そうゆうことできなくなるんだな。


このもやもやは何なんだ?
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