大好きだと叫びたい

俺は部屋を出て、まりの待つ玄関に行った。


「よっ!」

まりはいつもと変わらない笑顔だった。


「なによ~元気ないじゃない!私がいなくなると寂しい?」


「ばかっ!ちげえよ!」
そう俺が言うとまりは悲しそうな顔をした。


「......おい?」


「....私は寂しいんだけどな。........私さあ、......ずっとなおやのこと好きだったみたい。
ほらっ!いつも一緒にいるから恋愛とかそうゆうのじゃないって思ってたんだけど.......いざ離ればなれになるってわかったら、寂しくて......好きなんだなって気づいた..........

って何言ってるんだろ、私!
なおやも困るよね、ごめんね!
.....元気でね!」

そう言ってまりは走って出て行った。
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