Secret Garden!!〜オトコだらけの秘密の花園〜




学校が終わってS寮に戻ると、庭のウッドデッキに棗さんの姿を見つけた。



「…棗さん?」

そっと呼びかけると、棗さんはゆっくりと私の方を見た。


「…陽依か。なに?」

微かに微笑みながら、そう問いかけてくる棗さん。
…ほら。やっぱり冷たい人には見えないよ。



「…あの。立ち入ったこと聞いていいですか。」

棗さんの向かいの椅子に座って、私は棗さんをじっと見つめた。




「…なに?」

「…今日、棗さんがほかの女の子と話さないって聞いたんですけど、本当ですか?」



棗さんは、しばらく黙ったあとふっと笑った。









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