ありえない彼氏
ピーッ、と高い音と共に、バスケの決勝戦が始まった。


相手は3年生で、バスケ部が最も多いクラス。

スポーツ大会最後の決勝戦ということもあり、体育館内は大勢の人たちで溢れている。

私たちのクラスは翔太ともう一人のバスケ部エース、斉藤くんを中心に試合を進めて勝っていた。

でも相手は3年生。


部活の先輩でもあるため、苦戦するだろう……と思っていた。


試合が始まると3年生にボールが渡り、一気に攻められる。



ヤバイ…!


そう思ったとき、パスをしようとした3年生の手からはボールが消え、いつの間にか、そのボールは翔太によって奪われていた。


翔太はそのまま素早くドリブルをし、斉藤くんとパスをしながらゴール下まで行くと、バッと飛び上がり、



……そのままダンクシュートをした。



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