鬼に愛された女
「つき……こ?どうしてここにいるのだ?晴明様が鬼にさらわれたとおっしゃってたぞ」
「これには訳が……」
「美月、誰?どういう関係なの?その男と」
不機嫌そうに神威は美月の肩を抱き寄せる
「この人はわたくしの従兄の小槻京助。わたくしがこの屋敷に住んでいた時に、一緒に住んでいた人です」
「へー」
「月子、誰なんだ?その妖怪とどういう関係?」
今度は京助が美月に質問してきた
しかも、神威同様不機嫌だった
「この方は百鬼神威様。鬼の頭領で……」
――夫
なんて、恥ずかしくていえない
言うべき何でしょうか?
でも、ちゃんと紹介したい