鬼に愛された女


「あの、こんな所では何ですので、中で話しませんか?」


美月が提案すると、神威と京助は睨み合いながら、返事をする


「……そうだな」


「わかったよ、月子」



+--+--+--+--+--+--+--+

「月子はどこだ?」


「……茶を取りに行った」


今だに続く睨み合い


「それから月子はもう美月だ。あいつは今そう名乗っている」


わざと美月の部分を強調させて言う


そして、どこか自慢げに言う神威


「……いい。俺は月子と呼ぶ。……貴様、月子の夫と言ったな?なら貴様は三年前に、あいつが助けた妖怪か?」






< 176 / 361 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop