shining☆moon‐私の王子様‐


「…時の狭間は時間と時間の間ってこと。動いてる時と止まってる時の境目ってことかな?」

「なるほど…でもどうして私は今時の狭間にいるの?」


うん。
それが一番のピンポイント。
なんでこの私が、動いてるのが不思議でしょうがない。
選ばれし者なのか。
それとも…。

「俺たちと同じ所の人間なのか、でしょ?…大正解だよ」

「えぇぇ?!でも私…」

「あともう一人いるはずだけど…」

もう一人!?
今私みたいに動いてる人がいるの!?

憂鬱だ……。


「その人は男の子でこの世界でも普段から呪文をつかっているそうだ」

「うっそ!」

あ…。
そっか…。
きっと本田君のことだ。
そうとしか考えられない。


「しかも魔呪化語をね」

「…魔呪化語?」

「あぁまだ言ってなかったよね。呪文には大きく二種類に分けて、正義を貫く者なら黄呪光語、悪を貫く者なら魔呪化語とある」

私はどっちなのかな?



その時私は知らなかった。


この時点で恐ろしい魔呪化語は使われていることに…。






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