不良ヤクザ。Ⅰ
「行くぞ」
今日もまた喧嘩。
今8人を相手にしたあと。
たぶんただのチンピラ。
地面に倒れてるやつらを後に立ち去ろうとした。
「お久しぶりです!」
「お前…あんときの…」
目の前に現われたのは…
銀だった。
「なんか用?」
二週間ぶりか?
「俺をお二人の近くにおいてください。お願いします」
そういい、頭を下げる。
「無理だ。前にも言っただろ」
亮太はため息をつきながら言う。
「。邪魔はしません。なんでもします。お願いします」
また頭を下げる銀。
「諦めろ。行くよ、亮太」
歩きだそうとしたら、あたしらの前に回った。
「俺…真剣なんです。
お願いします!」
膝をつき…土下座をする。
「はぁ…」
亮太と顔を見合わせため息。
真剣なのは伝わってくる
土下座までして…こいつにもプライドがある。
何を言っても引き下がるつもりはないだろう。
「どーすんだよ、桜華」
亮太も同じことを思ったのか、あたしに聞く。
「どーするつったって…」