不良ヤクザ。Ⅰ
3人は意識を飛ばし、地面に倒れる。
「ほぉーいい動きじゃね?
なんかやってたのか?」
「小学生まで空手をちょっと…」
相手が3人だとはいえ、あまり隙はない。
相手が三流なら全然通じる強さ。
かといってあたしからみれば隙だらけ。
だけど、教えればこいつ強くなるな。
「銀って無駄な殺生好まねぇだろ」
「え?あ、まぁ…」
一撃で相手の懐に入ってKO
無駄に疲れなくてすむからこのやり方も有りだ
「なぁなぁ呑みに行かね?
銀が仲間入りしたことだし」
「いいねー!」
「…仲間?」
あたしが答えると銀は呟くように言った。
「さっきは弟子とか言ったけどさ、あたしらそんな大層な人間じゃないんだ。
それに強いしよ、仲間なら気使わずやれるだろ」
「…ありがとう」
にひひっとみんなで笑い、居酒屋で呑んだ。
