先生とあたしの子育て〜愛する家族〜


「…う」

「美希?」

「違う!亮のことだよ!!」

「え?」

「私は亮のことが好き…ひっく…っ…」

突然、美希が泣きならそう言った。

「美希…お前…」

「…ひっく…っ…わかってる…まだ佳菜が好きなんでしょ!?…っ…」

「俺は…」

「もういい!!」

「美希!」

美希は俺の言葉を無視して走って行ってしまった。



ーーードクン。




…俺はどうすればいい…?



美希…俺は、お前になにをすればいい?



俺は胸の鼓動を確かに感じながら、ただ立ち尽(つ)くしていた。




< 215 / 304 >

この作品をシェア

pagetop