先生とあたしの子育て〜愛する家族〜
「じゃぁ、また明日ね♪」
「うん。 明日ね」
今日も美羽と途中まで一緒に帰って別れた。
―――ガチャ。
「ただいま〜」
「ママ〜」
私がリビング入ると、愛しい我が子が抱き着いて来た。
「姫恋〜 ただいま」
私の顔を見てニッコリと笑ってくれる。
「あら。お帰りなさい。佳菜ちゃん」
姫恋を抱きかかえながら、声がしたほうを向いた。
「あっ、お義母さん。ただいま〜 今日も姫恋を見ててくれてありがとうございました」
「うんうん、全然。 この子はお利口だし…それに朝はあなたのお母さんが見てるから」
それから私は宿題をやり、夕食をお義母さんと一緒作った。
我が家で夕食を作るは学校が休みの時だけ。
平日は理人の実家で食べて帰る。
18:30
夕食も大体、出来上がっていた頃。
―――ガチャ。
「ただいま〜」
私はキッチンを出て愛する人の声がするほうへ向かった。
「お帰り、理人 」
「ただいま、佳菜」
そう言って、理人の鞄を受け取る。
「パパ〜」
姫恋は私と同じように、理人に抱き着いて来た。
「姫恋〜ただいま。イイ子にしてたか?」
「うん♪」
元気に答える姫恋。
しばらくして、お義父さんが帰って来た。
それから、一緒に夕食を食べた。