メガネの向こう側。

「とにかく、俺らは悪くないっすよ。
なぁ、菜花さんっ!」



「……。」



「何も言ってくれないと、俺、悪者みたいじゃん?」



瑞江君は、口を尖らせて、アタシを見る。

アタシは、こういう時、すぐに言葉が出なくなる。

本当は瑞江君は何も悪くないのに……。

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