百人殺せば英雄です


「使うとか使わないとか、持ち物とか、私はお友達をそんな風に思ったことはない!一緒にお友達を増やそうと――」


「聞きあきましたさかい。お友達、お友達。あんさんが言っているのは生ぬるい絆ですわ。現実見ぃ。そのお友達は人間に害与える妖怪や」


「そこがおかしいのよ!妖怪が人間に害を与えるなんて決めつけないでちょうだい!中には悪いのもいるかもしれないけど……人間の世界だってそうでしょ!悪いのも良いのもいる。それだったら、君は、人間全員を悪党と決めつけるの!」

「面白いところつきますなぁ。確かに妖怪も人間も変わりない。けどな、僕は“こちら側”なんや。対岸にいる“あちら側”を悪党と見なして何が悪いん?」


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