百人殺せば英雄です
「龍神様までっ。みんな、来てくれたの!」
「当たり前じゃ。仲間の危機ならば、我らはどこへでもかけつける」
えっへんといきばる妖怪たちに、秋月は目を疑った。
「なんなんや、この茶番は……!」
「かーっ、しょっぺえぇぇ!サブイボがっ」
「あんさんにはイボたつ皮膚はないやろっ。あ、あかん、つい気が動転してツッコミを」
アドリブに弱いタイプなのか、見るからに秋月は混乱していた。
チビ妖怪たちはともかく、霊獣と龍神相手では分が悪すぎる。しかもか、暦の術を使う巫女までいるとなれば。